施術の詳細
HIFU(ハイフ)システムの仕組み
ウルトラセルQプラスは、HIFU(高密度焦点式超音波)という特殊な超音波テクノロジーを利用した、たるみ治療機です。 短時間で施術が可能で、痛みや術後の腫れも少なく、3層を同時にアプローチすることで皮膚を内側から引き上げ、しわ・たるみを改善します。 特に、たるみの原因となっているSMAS筋膜は、通常のレーザーやRF(高周波)では届かない深い層にあります。 HIFU(ハイフ)は深い層まで届くためSMAS筋膜を加熱することができ、高いリフトアップ効果が得られます。
たるみの原因であるSMAS層へ点状にピンポイントに照射し、熱作用により点状に加熱されたコラーゲンが縮むことで、即時的なリフトアップ効果が得られます。 その後、熱ダメージによって傷ついた部分を治そうと、数ヶ月に渡ってコラーゲンが生成されるので、時間をかけて徐々にリフトアップ効果が現れます。点状に加熱するためダメージが軽く、傷を治すスピードが早くなるためコラーゲンの修復が促進されます。
3つのカートリッジで3層にアプローチ
1.5mm、3.0mm、4.5mmのカートリッジを用いて、3層へアプローチすることにより、皮膚を内側から引き上げることが可能になりました。
●1.5㎜カートリッジ
皮膚の浅い層(真皮浅層)に熱を与えることで、小ジワ・ハリを解消。皮膚表層のタイトニング(肌表面の引き締め)が可能です。
●3.0㎜カートリッジ
真皮深層から皮下組織までの深い層に熱を加えることで、皮膚深層のタイトニングにより皮膚を引締め、たるみを解消します。
●4.5mmカートリッジ
皮膚より深い層にあるSMAS筋膜に熱を加えることで、皮膚のリフトアップに効果的です。
-
超音波で摩擦による熱作用を用い熱を発生させます。
-
SMAS筋膜・脂肪層・真皮層・皮下層まで深く熱を与えます。
-
施術直後から創傷治療過程でコラーゲンが増成されはじめます。
-
コラーゲン再生プロセスは中長期的に繰り返すため1~2ヶ月後に最も効果を感じやすい。
HIFU(ハイフ)リニア照射
ウルトラセルQプラスの「Linear(リニア)照射」とは新型カートリッジ4.5を使用し、カートリッジを線上(リニア)に照射する施術です。皮膚の引き締めやリフトアップ効果はもちろんのこと、リニア照射では『脂肪溶解』も実現します。
通常の点照射の局所加熱に対して、リニア(線上)照射は広域加熱となりますので、下顔部のタルミ、もたれ、二重アゴなどに効果を発揮する照射方法です。
リニア照射は短時間の治療で即効性もあり、施術直後から効果を実感することができます。照射後は多少のほてりはございますが、カサブタなどが現れることがありませんので施術直後はメイクして帰宅いただけます。
ドット照射とリニア照射の違い
施術の流れ
-
受付・問診
お肌の状況を確認します。
-
洗顔
メイクを落としていただきます。
-
診察
お部屋でデザインを確認します。
-
照射
ウルトラセルQ+を照射します。目元周りを保護するための眼鏡装置を装着します。患者様のお肌に合わせた照射出力を設定し、レーザー照射を行います。
-
術後
治療後はジェルを落とします。イオン導入や超音波導入を組み合わせるとより相乗効果が高くなります。
-
ダウンタイム
レーザー照射後はほてりを感じる場合があります。冷却措置を行って鎮静化させ、保湿やUVクリームを塗布してお肌を守ります。治療後はメイクをしてお帰りいただけます。
アフターケア
- 施術終了後、ジェルをふき取り、洗顔します。保湿剤を外用してから帰宅していただきます。
- 施術後の通院は不要です。治療部位がヒリヒリしたり、熱をもったり、赤みや腫れが生じることがありますが、通常2~3日で軽減します。
- 治療後はお肌が乾燥しがちですから、しっかり保湿をしてください。
- メイクは当日より可能ですが、紫外線対策を行ってください。
- 治療当日は、激しい運動、入浴、サウナなどの発汗行為は避けてください。シャワー浴は可能です。
- 熱エネルギーを与える治療のため、熱傷のリスクはゼロではありません。もし軽い熱傷が出現した場合は医師の指示に従い検診を受けてください。
- トレチノイン、ピーリング剤は、治療後7日目から開始してください。