施術の詳細
エレクトロポレーションとは?
エレクトロポレーションはビタミンCやセラミドなどお肌に良いとされる成分を体内に取り込む方法の一つです。注射や点滴はお肌に針の跡が残る心配がありますが、エレクトロポレーションは電気の力によって導入するのでお肌を痛めることはありません。高周波を流すことで規則正しく並んでいる細胞を動かし、一時的に導入成分が浸透しやすいように道を作ります。細胞の深層部にまで達するには分子が小さくなければ届きませんでしたが、導入時に細胞膜に隙間ができることで分子が大きくても届く仕組みになっています。
新機種導入ケアシスS
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冷却モードで痛みを軽減
ケアシスSには-20℃から45℃までを調節できる機能が搭載されており、浸透パワーを高めると同時に冷却措置も行います。注入後の急速な冷却によって血管を収縮させ、導入薬剤を皮膚内にとどまらせる役割を果たします。
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浸透率80%以上!皮膚の奥深くまで成分が届く
一般的にドラッグストアや通販で売られている美容液の浸透率は、有効成分の濃度の0.3%ほどと言われています。ケアシスSはプラスやマイナスといった薬剤の極性に関係なく使用できるので、浸透しにくかった薬剤も皮膚の奥深くまで届きます。
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複数のお悩みに!併用治療で効果を発揮
日焼けしてしまったあとの美肌治療や肝斑、薄毛改善といった複数のお悩みに対応可能。患者さまのお悩みに適した治療をご提供いたします。
ケアシスSで対応可能なお悩み・施術
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頭皮ケア
頭皮への薬剤注入によって発毛を促進し、抜け毛や脱毛症の改善を図ります。頭皮表面への塗布剤に比べて浸透率が高く、薄毛や脱毛でお悩みの方に適しています。
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肝斑・しみ
ビタミンCや薬剤を使用し、皮膚深部まで浸透させます。皮膚への刺激も少なく、お肌のトーンが明るくなります。
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美白
できてしまったしみやニキビケアに加え、ヒアルロン酸やトラネキサム酸などを注入して
予防としての効果も発揮します。
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黒ずみケア
脇の下や口周りなど、ボディの黒ずみケアや日焼け後のしみ予防としての施術も可能です。気になる箇所はお気軽にご相談ください。
導入成分の特徴
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ビタミンC
抗酸化作用があるビタミンCはしみやそばかすの改善に効果が期待できます。肌トラブルの元となるメラニン生成を防ぐので、美白を目指す方に適しています。ビタミンCを細胞レベルにまで届けるためには有効成分を保ったまま体内に取り込む必要がありますが、食材やサプリメントでの摂取では細胞に届く前に排出されてしまうことも多くあります。エレクトロポレーションによる導入で皮膚深層部までビタミンCを届け、お肌の透明感を取り戻します。
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トランサミン
色素沈着や肝斑の改善を目指す方にはトランサミンをお勧めします。アミノ酸成分の一種であるトランサミン(トラネキサム酸)はメラニン生成を防ぎ、炎症を抑える働きを持っています。エレクトロポレーションによって皮膚深部まで届くことで、治療が難しいとされていた肝斑にも改善効果が期待できます。
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成長因子
お肌の再生に欠かせない成長因子には線維芽細胞増殖因子(bFGF)や上皮成長因子(EGF)などがあります。患者様のお悩みに適した成長因子を導入することで加齢とともに増えてくるしみやしわ・毛穴のたるみなど皮膚の衰えを防ぎ、ハリや艶を生むコラーゲンの生成を促します。医療用の成長因子導入剤を使用しており、ピーリングやレーザー治療との組み合わせにもお勧めです。
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セラミド
肌荒れや乾燥が気になる方には保湿成分を補うセラミドがお勧めです。年齢を重ねると減少するセラミドはお肌の潤いや保湿を保つために必要な成分です。皮膚内部にある水分は保湿成分のセラミドが不足すると蒸発してしまい、お肌がカサカサになってしまいます。ぷるんとしたハリやツヤがなくなり、外部から雑菌も侵入しやすくなるため肌トラブルの増加につながります。エレクトロポレーションによって皮膚深部まで浸透させることで肌の内側からもっちり感を取り戻します。
自費診療に係る治療等の主なリスク・副作用
施術の説明
点滴で有効成分を直接体内に取り込み、美白などにに必要な栄養を補います。
施術の副作用(リスク)
発赤、腫脹、硬結、動悸、痺れ、悪寒、めまい、悪心、肝機能障害、アレルギー反応の可能性があります。治療効果を実感いただくのに複数回生じる可能性もございます。
当院の美容医療施術は、保険診療ではなく自由診療(自己負担)となります。施術のリスク・副作用、料金を事前にご確認いただきますようお願いします。また、当院にて使用する医療機器・医薬品については、日本国内で承認されているもの並びに、未承認の医療機器・医薬品も取り扱っています。未承認医療機器・医薬品は、国内の販売代理店にて仕入れを行っており、当院医師の判断の元、個人輸入手続きを行ったものです。