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【医師が徹底解説】最新ニードルRF治療のシルファームX

みなさん、こんにちは。

医師の吉田です。

9月も半ばになろうかというのに、まだまだ暑いですね。

暑い中、クリニックに通院してくださる皆さんに感謝です。

ただ、毎日診察していると、強い日差しのせいで肝斑を悪化させてしまっている方が多いようです。

僕は肝斑治療の基本は、内服とピコトーニングだと思っています。

実際それで結果を出している患者さんがほとんどです。

しかし、その治療にも欠点はあります。

あくまで色素を取り除く治療であるため、内服やトーニングを辞めると肝斑が再発する方がいること。

トーニングは色素に反応するレーザーであるため、白抜けなどの色むらが出やすいこと。

等です。

そのような方に僕がいつもオススメしているのがシルファームです。

色素にレーザーをあててシミを取り除くのではなく、シミ自体作りにくい肌に変えていきましょう、という考え方です。

一体どういう事なのでしょうか。

シルファームとは、マイクロニードルという微細な針を肌に刺して、高周波(RF)で肌に直接熱を加えることにより、基底膜を再構築して肌を若返らせる治療です。

基底膜とは表皮と真皮の間にある薄い膜で、肌の老化と深く関わっています。

それでは、基底膜とはどのようなものなのでしょうか。

①表皮と真皮の接着剤のような役割で表皮の機械的な支えとなっています。

この役割は、肌の弾力や毛穴と大きく関わっています。

また、基底膜が壊れると表皮のターンオーバーの遅れにつながり、シミ・くすみの原因となります。

 

 

②表皮には血管がないため、基底膜を通過して表皮に栄養を送り届けています。

そのため、基底膜が壊れると栄養が伝わらず、皮膚の修復が難しくなり、乾燥や肌荒れに繋がります。

 

③基底膜の上には、シミの元であるメラノサイトが鎖のようにつながり存在します。

基底膜が壊れると、メラノサイトが接着できなくなり活性化していまいます。

メラノサイトの活性は、メラニンの蓄積すなわちシミが増える事を意味します。

 

 

実はまだまだ基底膜の役割はあるのですが、肌のアンチエイジングに基底膜が大きく関わっていることがお判りいただけたでしょうか?

この基底膜を新しくいいものに作り直そう!これがシルファームのコンセプトなんです。

設定により、肝斑・赤ら顔・毛穴の開き・ニキビ跡・くすみ・こじわ等々・・様々な肌の悩みに対応可能です。

 

ご興味ある方は、是非一度ご相談ください。