- 2026.04.01
- お知らせ
【吉田医師が解説】ほうれい線治療について
みなさん、こんにちは。
副院長の吉田です。
今日から新年度ですね。駅に何だかスーツを着た若い人達がたくさんいるな・・と思ったら。今日は入社式があるんでしょうね。
僕らドクターも新しい病院の仕事始めには、事務の方等職員といっしょに辞令交付というものに出たりします。大学病院なんかだと人数も多く、みなさんスーツで緊張気味にしてる中、スクラブにクロックス履いてPHSで仕事しながら出席するふざけたのが何人か必ずいます。それがドクターですね。もちろん院長には怒られるのですが、またPHSが鳴って呼ばれてサッサといなくなる、みたいな感じでした・・すみません(笑)
今日は、カウンセリングで相談されることの多いほうれい線について解説します。
ほうれい線は様々な理由で深くなりますが、その上の頬の高さと関係しています。
僕が以前からこのブログでも解説しているように、頬の高さは若くいるためにとても大切です。場合によっては、ほうれい線の深さよりも大切な場合があります。ほうれい線を相談しに来ていただいた患者様で、最終的にヒアルロン酸で頬を高くさせていただいた患者様が何人もいらっしゃいます。
赤ちゃんなんかは頬の高さがとてもありますよね。そこからなだらかにほうれい線につながっているため、プリプリとした若さを感じるのです。ほうれい線の深さ自体が問題なのではないのです。問題なのはその “形” です。
それでは、ほうれい線の治療をいくつかに分けて解説しようと思います。
①ヒアルロン酸
僕がほうれい線治療でまず最初にオススメするものです。年齢を重ねると皮膚が薄くなり、頬の高さを保てなくなります。しかし、②のリフトアップ治療が必要なほどの方は実はそこまで多くないのです。頬の高さをヒアルロン酸でしっかり出してあげて、その後なだらかな斜面になるようにほうれい線の深い位置にヒアルロン酸を注入する、ほとんどの方はこれでいい結果が出せます。
しかし、ほうれい線治療が初めてで、かなり長い間ほうれい線を放置していた方は少し注意が必要です。何故ならほうれい線の皺の部分が硬くクセのようになっていて、深いヒアルロン酸注入では、その皺ごと挙がってしまう場合があるからです。このような方は、少し柔らかめのヒアルロン酸を皮膚の浅い所に注入するのが有効です。水光注射のイメージですね。
②リフトアップ
これは、具体的には糸リフト・ハイフ等です。ほうれい線治療で、このリフトアップをイメージする方も多いと思いますが、実際はリフトアップ治療が必要な方はそこまで多くありません。もちろん治療には好みがありますが、ほうれい線をリフトアップする必要があるほど、皮膚が薄くて皮膚がたるんでいる方は少ないのです。
何故ならほうれい線の部位は、そこまで脂肪成分は多くありません。皮膚もそれなりに硬いため、リフトアップ治療が有効でないケースが多いのです。これは僕が行っている、口横・フェイスラインのたるみ治療との決定的な違いです。口横・フェイスラインは脂肪成分が多く、皮膚も柔らかいからです。
③部分やせ
これは脂肪吸引注射・脂肪溶解注射・リニアハイフ・ボルニューマ等です。ほうれい線治療にこの部分やせが必要な方は、②のリフトアップ治療が必要な方よりさらに少ないと思います。何故なら先ほども書きましたが、この部位の脂肪成分は実は少ないからです。さらにその上の頬のトップは絶対痩せてはいけない部位です。もちろん、脂肪成分が全体的にかなり多い方は、まずこの③が優先されます。
いかがだったでしょうか。
今回はほうれい線について解説しました。年齢によって皮膚の薄さは異なります。脂肪量の多さも異なります。男性と女性では皮膚の硬さが異なります。その方に合ったほうれい線治療が必要になる訳です。
